日本国内旅行にて、Airbnbのサイトを経由して民泊を実際に利用しました。
利用背景
2017年のゴールデンウイークに、関西方面へ夫婦で旅行に行くことにしました。
昔からAirbnbに興味があったわたしは、3泊4日のうち1泊だけ民泊を試してみることに。
やっぱりレビュー件数が多いところが安心と思い、そういう物件を探したものの、
探し始めたのが旅行1週間前ということもあり、手頃だったり人気のお宿はすべて満室。
レビューや写真は少ないけど、1泊1万5千円程度の「古民家風」の宿を見つけたので、思い切って申し込んでみました。
申し込み~利用まで
まずはAirbnbの利用者登録をします。特に難しいことはなく、数分で終わりました。
登録後、民泊ホストの方へ連絡をして、いくつかやり取りをしたあと予約確定→クレジットカード決済です。
すべてスマホで済んでお手軽でした。
ホストの方はとてもお返事が早く(こちらからメッセージ送信数分後でお返事が!)、内容も丁寧ですごく印象が良かったです。
利用~利用後
場所がわかりづらく、Googlemapで住所指定しても正確に案内してもらえず・・・。十数分迷いました。
また、住宅地のど真ん中だったので、私道や非常に狭い路に迷い込んだりして、車に傷がつかないかとヒヤヒヤでした。
事前にストリートビューなどで細かく確認しておけばよかったと思いました。
そんな感じで到着はチェックインの時間から少し遅れてしまったのですが、
あらかじめ電話で連絡したこともあり、ホストの方には快く迎えていただきました。ありがたいです。
簡単に宿の説明をしてもらい、また、近所のおすすめスポットなどを教えてもらいました。
さて肝心の宿ですが、うーん、ちょっとなあ・・・というのが正直な感想です。
「古民家」って便利な言葉だなあと思いました。
Airbnbに載っていたのは外観・部屋各1枚程度だったのですが、
写真の撮り方がうまいというか、なんというか・・・。
2階のお部屋だったのですが、部屋は本当に押入れと布団と小さいテーブルだけの古い和室。
しかも部屋の出入り口はすりガラスのふすまみたいな薄い扉で、防音効果ゼロ&うっすら外が見えました。
本当に、「人の家」という感じです。
当たり前ですが、普通の商用民宿のほうがきれいで整っています。
トイレ、シャワー、水道などはすべて1階(しかも屋外を通る)で、電気もつかないかなり急な階段を降りていかなければならず、ものすごく不便でした。
あと一番いやだったのが、蚊。
真夜中にすごく刺されました。まさか5月に出ると思わず、虫よけスプレーも用意してなかったし、どうしようもなかったです。
このあたりはAirbnbの説明文だけだとわからない部分です。
これで1万切っていたらまあ仕方ないかなという感じなのですが、1万5千円だと、うわー、失敗したなーという感じでした。
でも、いい経験の一つにはなったかな・・・と思っています。
総評
Airbnbというシステム自体は、登録~予約~利用の流れまで、使いやすく不満はないです。
ただし、宿を見極める目は必要で、外れを引くと残念な気持ちで旅をすることになるので、その点は難しいです。
「外れ」と感じたくないならば、納得いくまで細かく設備などを確認することが必要だと思います。
あるいは広い心でなんでも楽しむマインドがあれば、きっと楽しいはず。
どちらにせよ、過度な期待はしないほうが吉ですね。