2015年当時、パリに行くのは人生で3回目。
パリのホテルは高くて狭い。
安めなところだと郊外でアクセスが悪く、治安も良くないのは経験として知っていた。
そこで、パリではかなり普及していた話題のAirbnbを使ってみた。
レビューが多くて評価が高いところでアクセスと治安が良さそうな物件を友人と相談し、オーナーにドキドキのリクエスト送信。
1時間ほどで、返信がきた。
保証金が引き落としになる物件のようだが、何事もなければ後日返金してくれるとのこと。
3回目とはいえ普通の民家に宿泊することはその時海外では初めてだったので、念のためGoogleMapsのストリートビューで最寄りの駅からの道順をシュミレーションしておいた。
チェックインの時間に宿に到着すると、前のお客さんがゆったりモードな人らしく、まだ出て行くところだった。
オーナーではなく掃除係の人が迎えてくれ、鍵の受け渡しや簡単な説明、Wi-Fiのことなどを教えてくれた。
間取りは女子3人で泊まるには広さ十分の、ベッドルーム3部屋キッチン付き。
フランスでは贅沢なバスタブ付きのバスルームもある。
暖炉が付いていたり、ハンモックが寝室に吊るしてあったりお洒落な写真集が置いてあったり、バスルームに貝殻が置いてあったり、女子の心をくすぐるアパルトマンであった。
3人バラバラ集合だったので、続々と友だちが集合して、「かわいいー!」とその度大興奮。
毎日外食していたら結構費用もかさむので、スーパーで美味しいチーズやハム、ワインを買ってきて夜遅くまで女子トークしながらだらだらするのも楽しかった。
中級以下のホテルにいつも泊まっている人なら、個人的にはAirbnbがおすすめである。
バブル時代の観光地ばかりをめぐってブランド品を買いあさるような旅のスタイルには飽き、地元の文化を体験したり地元の生活を垣間見たいという人が増えてきている気がする。
そんな旅人にAirbnbはおすすめである。
もちろん旅費を安く抑えたいだけの人でも。
英語に抵抗があっても翻訳ツールを使ってでも、利用する価値のあるサービスだと思う。