民泊開始から4か月でスーパーホストになった会社員の私のノウハウ公開(民泊運用代行会社を利用することなく!)

ホスト・オーナーの話

会社員の私が、民泊運用代行会社を利用することなく、民泊開始からわずか4か月でスーパーホストに認定されたホスト術をご紹介したいと思います。

● 最低限の家具・家電で十分

Airbnbのリスティング写真を見ると、素敵な家具・インテリアが並ぶ物件が多く見受けられますが、私の場合は、必要最低限のものしか購入しませんでした。

具体的には、ダイニングテーブル、ベット・寝具一式、洗濯機、エアコン、電子レンジ、炊飯器、食器類、シャンプーなどのアメニティーグッズぐらいです。

ドライヤーや掃除機等は、家にあったものを流用しました。

結果的に、ゲストから設備に関する不満が出たことは一度もありません。

むしろ、毎回掃除をする私にとっては、部屋がシンプルで掃除がしやすい、というメリットがあります。

ゲストにとっては、部屋の清潔感は満足度に直結する要素ですので、内装にこだわるよりも、清掃のしやすさを考慮したほうが得策です。

● リスティング写真で背伸びする必要なし

ゲストの評価は、リスティング写真では決まりません。
結局、実物がどうかが大事です。

私の場合は業者やプロに写真撮影を依頼することはなく、自分のデジカメ、スマホで撮影した写真をそのままアップしています。

結果的に、ゲストからは「写真で見るよりも、広かった」「思っていたよりもキレイで快適だった」という反応を多く頂いています。

リスティングの写真で繕い、ゲストの期待を裏切るよりも、写真は普通だけど実物が意外にもよかった!とゲストの期待を超えるお部屋をご提供するほうが、高評価を得るには賢い戦略のように思います。

● 部屋のガイドは丁寧に作成すべし

ゲストとのトラブルの多くが、鍵の受け渡し、物件へのアクセスに集約されます。

これらのトラブルは、予め部屋のガイドをゲストに送付することで防ぐことができます。

ガイドには、物件への空港・最寄り駅からのアクセス情報、鍵の受け渡し方法、チェックイン/アウト・ゴミ出し方法などの家のルールを、写真を多用し、日本語・英語で詳細に記載しました。

作成には、それなりの労力が必要ですが、一度作成してしまえば、ほとんど更新は不要ですし、何よりもゲストとのトラブルを減らすのに絶大な効果を発揮してくれています。

● プロフィール写真は関係ない

私は会社員の傍ら民泊で副業をしているため、極力自身の素性がバレることのないよう配慮をしながら、Airbnbを利用しています。

そのためプロフィール写真は顔をのせていません。

多くのサイトでは「素敵なプロフィール写真を設定しましょう」と書かれていますが、結果的には稼働率は毎月80%を超えていますし、影響はありませんでした。

リスティング写真と同じですが、見た目を気にするよりも、ゲストの質問に素早く・丁寧に応え、対応の質を上げることの方が重要です。

● 最短2か月でスーパーホストを目指せる

年末の民泊需要の拡大を見込み、私は12月から民泊を開始しました。

しかし、Airbnbのスーパーホスト認定は、四半期毎の1月・4月・7月・10月に行われるため、初回のスーパーホスト認定の1月までに認定基準である「宿泊実績10件」を獲得できず、やむなく4月の認定まで待つことになりました。

1か月の宿泊件数は、Airbnb利用者の多くが連泊することを考慮すると、多くても8件がいいところです。

このことから認定月とのタイミングが合えば、最短2か月でスーパーホスト認定を目指すことも可能となります。

● 日本Qualityであれば無理なくスーパーホストを目指せる

これまでを要約すると、スーパーホストに認定されるにあたり、私は何かスゴイことをした訳ではないのです。

鍵は宅配ボックスを利用して受け渡しているため、ゲストと直接お会いしたことも一度もないのに、高評価を得られたのは、ゲストの対応を親切丁寧に行い、部屋を自分の手で掃除をし、自宅にお客様がいらっしゃった時と同様の対応をしただけなのです。

しかし、逆を言えば、民泊運用代行会社に委ねず、自分自身でコントロールしたことで、いわゆる日本Qualityのおもてなしをゲストにお届けできた結果なのかもしれませんね。

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