今年の上半期に日本国内で話題になったのが民泊です。
またAirbnbも話題になりました。
Airbnbは知っている人と、そうでない人の差が大きいものです。
そこで今回は、Airbnbを改めて紹介します。
Airbnbは、全く知らない人だと「読み方もわからない」という人も多いです。
これは「エア・ビーアンドビー」と読みます。
空室のある宿泊施設と滞在希望者のWEB上マッチングサービスです。
2008年、アメリカ・カリフォルニア州のサンフランシスコで始まりました。
現在は190か国以上、80万室以上もの登録があります。
Airbnbの特徴は「bnb」の部分にもあります。
元々は「b ‘n’ b」発音は「ビーンビー」という感じです。
日本人が解らないのが「’n’」です。
実は、これは「and」の省略表記です。
つまり「b ‘n’ b」は元々は「b and b」で「B&B」のことです。
B&Bは海外旅行を好きな人にはわかる人も多いでしょう。
「bed and breakfast」の略です。
旅行者・滞在者にベッドと朝食を提供する宿泊施設のことです。
一昔前は「日本で言う民宿のような宿泊施設」と説明されていました。
ですが現在は、ホテルとも民宿とも少し形式の違う宿泊施設と認識されています。
B&Bの最大の特徴は、ホテルとは違う居心地です。
ホームステイのような温かみのある感じです。
B&Bは多くが家族経営、建物も住宅用のものです。
なのでホストファミリーのお宅に泊めてもらうような居心地です。
B&Bは欧米では既に定番人気の宿泊施設です。
大きなホテルにはない温かい居心地でリピーターも多いです。
そのB&Bに個人宅の空室も生かせないかと始まったのが、Airbnbです。
アメリカでは個人宅も、大きくて部屋数が多いです。
部屋が余ってしまうことも多いです。
その空き部屋を生かしたいと考える合理精神が、いかにもアメリカらしいです。