中国の共産主義やフランスでのテロなど世界情勢のかなりディープな話で盛り上がる民泊airbnb利用のゲスト達の話

アジア

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うちは二部屋あるシェアハウス型物件を経営しており、

最大二組のゲストが宿泊出来るという間取り。

特に二組ともお喋り好きなゲスト達が集うと、

酒を交わしながら夜通し盛り上がることがしばしばあります。

民泊airbnbゲストのフランス人と中国人が意気投合

ある日のことです。

かなり喋るフランス人男性と、これまたかなり喋り好きな中国人男性が宿泊されることになりました。

彼等はコモンルームで色々話すうちに意気投合したらしく、

私が仕事から帰ると既に二人で盛り上がっていました。

最初はお互いの国のことを話しているようでしたが、聞いているうちに

会話の内容がだんだんディープな方向へと進んでいきました。

中国情勢の話から始まり、中国の共産主義の実態、領土問題、政府の言い分、

そして話はだんだんフランス情勢の話、EUの実態、フランスでのテロの深刻化、

年金問題と、よくもまぁそんなデリケートな話を次から次へと出してくるなぁと、

内心どうなることかとハラハラしながら聞いていました。

しかしながら、彼等はどちらも客観的視点でもって楽しんで話しており、

だからうちの国はここが変なんだよな~駄目なんだよな~ハハハ!

というふうなノリで、お互い非常に和やかに話しておりました。

民泊airbnbの醍醐味はこんなところにあるのかも

個人的にはこういう時間こそairbnbや宿泊施設の醍醐味だと再確認したと同時に、

もっとこういう機会や場所が世界中の色んな場所で増えてほしいと思いました。

勿論話題は人柄を見て選ばなければならないでしょう。

しかし、特に色んな国に行ったことのある人や、柔軟な視点で国際情勢に

興味を持っている人が色んな国で増えてきている今、直に情報をシェアしたり

話し合ったり出来る場所は今後とても大事になってくるのではないかと感じます。

結局二人の結論は「俺達に世界を変えることは出来ない、なるがまま生きていくしかないさ」

というところに落ち着いていました。

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